標準点、平均点。

アイツ500円でヤラせてくれるらしーぜ。
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JR渋谷駅をぐるぐるまわると目が回る。
 世の中のことは全部テレビに映っているから、それを知りたいならテレビをよく見るといい。全部、全部。

 テレビを見れば突き放される。知りたいことの一つも教えてくれない。

 だったらテレビはやめにして、本を読もう。新潮、角川、岩波、講談。何でも手に取り読んでやれ。

 自分の知ってる言葉とは違う。音も意味も書き方も知ってるけど読めないページが続く。どうしたものか、どうしたものか。

 聞けば、人それぞれだから。違うらしい。みんなはみんなと違うらしい。同じ音楽を聴いて、同じフレーズを繰り返すのに。



 変わり映えなんかしないさ。悲しみなんてどこにもないさ。明るい、明るい生活が続いてゆくだけさ。



 不安を忘れようとして安心を取り逃がした。
| mujun | - | 04:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
〜をやめる。
 ブログはブログ。生産的にはなれやしないよ。

 誰も生産的にはなれやしないよ。可能性の開示があるのかないのか。あっても誰も詰めやしない。

 誰かが誰かに認めて欲しいだけさ。そんな目的のためのブログか?俺のは。

 「誰かと一緒に考えたい」誰も考えやしないさ。世の中よろしく、すれ違ってばっかり。

 言い訳と悲しみしかないのなら、それだけに全部を使えばいいのね。言い訳が言い訳を生むんだ。悲しみが悲しみを生むんだ。それだけでいいじゃないか。

 寡黙を決め込んで利口ぶってるやつらはほっとけばいいね。謙虚なふりして傲慢に気付かないやつらも。多弁によって何もかもを取り逃がしてる官僚候補も。

 悪態をつく。悪態にもならない。
| mujun | - | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
新世代ポストロックの現在
 レースが終わって初めて走るバトンもあるさ。艶ばとん。


 1.自分を色で例えると?

 くすんでるから茶色とか灰色。


 2.自分を動物に例えると?

 なんかほっとくとうんちぼとぼと落としそうだったり、動きがのろかったり、目にヤニが溜まっていそうなので、カバ。


 3.自分を好きなキャラに例えると?

 『おしゃれ手帖』のチャック全開くんみたいだったらいいのだけれど、多分ヒゲさんレベルだと。


 4.自分を食べ物に例えると?

 なんか無駄に硬い、プレーンなベーグル。


 5.次にまわす5人を色に例えると?

 林家ペー(黒毛)
 その妻パー子(栗毛)
 ダンス☆マン(銀、衣装)
 プロゴルファー猿(青、ジーンズ)
 クレクレタコラ(赤)
| mujun | - | 02:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
こんちきワンタン
 風邪ひいて大変だ。3日も4日も寝込んでると、本当にダメになっていく気がします。

 サマーソニックってお台場冒険王みたいなものかと思いました。

 
| mujun | - | 04:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
カウントダウン暴力
 澤井信一郎監督の『野菊の墓』を見る。映画の教科書、というか見本みたい。『時雨の記』を見た時もそう感じたような。人物の配置だけで関係を視覚化させるとか。

 松田聖子が主演なのですが、意外と良かった。図々しいかと間違うくらいに堂々としてました。

 続けてパトリック・タムの『最後勝利』を10分ほど。イントロがスゴくカッコいい。脚本がウォン・カーワァイだからビデオ置いてあったのかしら。

 
| mujun | - | 15:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
ハンドメイド・ビニール
 テストとレポートに食べられちゃうよー!

 昨日久しぶりに渋谷のHMVに行きました。渋谷HMVでの醍醐味っつったら試聴なのです。とはいえ昨日はそんなにしてませんが。

 いつの間にやらBSSの新譜がプッシュされてました。人気が出るに越したことはないが、出たら出たで淋しいのがファン心。

 スコット・ウォーカーがいっぱいあった。ベスト盤が二枚くらいあった。で、『TILT』を買う。

 ポップグループはまだ出てない。マーク・スチュアートはこないだの再発紙ジャケのヤツだけ。

 JOSEF Kというバンドのアルバムを試聴。POP BIZだから何かあるとか思ってたら、あった。久々に聴いた、カッティングのやかましいギター。それも「ホントはこんなんじゃないんだ」みたいな言い訳をしたいがための早急さ。よくよく考えてみりゃ、このバンドってニューウェーブ期のバンド。やっぱりニューウェーブだよ。ニューウェーブ・リバイバルない、オリジナル・ニューウェーブのイビツさが好きだ!俺は!好きだ!

 でもまぁ買わずに今度。他にジム・オルーク参加の何かインダストリアル気味のバンドを試聴しました。THE TOMSってパワポも。

 EELSは是非コンプリートしたい。
| mujun | - | 06:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
シネモンド 金沢
 シネモンドが潰れるかもしれない。

 シネモンドというのは僕の育ちの地元金沢にある、北陸唯一のミニシアターで、金沢唯一の一般映画館です(シネマ・コンプレックスを除く)。ほんの五、六年前まで、街には他に三館程小屋はあったのですが、今ではもう、このシネモンドを残すのみになりました。唯一かつ老舗のピンク映画館、駅前シネマはまだ存命でしょうか。

 僕はシネモンドに大きく人生を動かされた者です。シネモンドは僕が初めて一人で、自分の意志でプログラムを決め、見に行った映画館でした。そのとき見たのは、大島渚の『愛のコリーダ』。これを皮切りに、毎月の上映スケジュールを眺めては、アレにしようかコレにしようか、と思いを巡らせるのが習慣になりました。

 それから僅かな小遣いをやりくりして足を運び、次の年には五万円のフリーパスをお年玉で買い、上映作品は一本も逃すまいと、シネモンドに通うようにもなったのです。通った結果、いつの間にか映画を志すようになっていました。シネモンドがなければ今の大学には入ってなかったでしょうし、上京すらしていなかったんじゃないでしょうか。

 そんなシネモンドが、このままでは、半年から一年の間に閉鎖されるかもしれないという状況にまで追い詰められていることを、昨日の夜に知りました。劇場では、署名を通じて、シネモンドを公設民営のコミュニティ・シネマという形で存続させようという活動が始まっているそうです。

 今僕は、僕も何かしなくちゃいけない、という思いに駆られています。金沢からシネモンドがなくなったら、そのときこそ本当に金沢は終わると、僕は半ば本気で思ってます。

 何とかしないと、何とかしないと。 
| mujun | - | 04:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
漫画「カントク!クロサワくん」
クロサワ1

作 矛純
| mujun | おえかきめいじん | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
時よ止まれ、君は恥を知れ。
 うかれていたのも束の間、僕は鉄骨の餌食となった。鉄の切っ先が顔の胸の腹の大腿の皮膚を肉を骨を削ぎ落とした。

 とかいう話にしたかった。


 最近クラスで流行ってること、それは「怪我自慢大会」だ。ここんとこ毎日昼休みになるとこれが開催される。

 怪我自慢大会がここまで流行っているのには理由がある。この大会で優勝した者には必ず彼女ができる(あるいはヤれる)というジンクスが出来上がってしまったからだ。現に城島、山口、国分、松岡、長瀬の歴代チャンプはもう、みんな非童貞だ。

 それ以来クラスの男子はみんな競うようにして傷跡をつけ始めた。

 傷跡とそれにまつわる話のスケールで勝敗は決まる。どれくらいの傷が大会を制するかというと、歴代チャンプの例を挙げるなら、手から肩までの静脈をカッターで裂く(山口、血管を取り出そうとしたらしい)、両ふくらはぎを失くす(松岡、そこだけトラックに跳ねられたらしい)などだ。

 だからこそ、と僕は思ったわけだ。
| mujun | - | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
『堕ちた神童』 第一回
 「シュトックハウゼン!」


 その頃柴田純はコンビニエンスストアで立ち読みを続けていた。読んでいるのは『Cream』。彼が高校生の頃から愛読している、ポップコーン感覚のソフト・エロ本だ。今月の表紙は原朋実、彼女は偶然にも彼のフェイヴァリットだった。

 午前も三時をまわる頃、柴田は興奮でむずがゆくなっている股間をぶら下げ、コンビニを後にした。もちろん原朋実を脇に抱えて。
「今夜は長ぇぞ!」
彼は駆け足になった。おちんちんが太腿に擦られ、全速力のうちに射精できたなら、どんなに爽快だろうか。彼はそれと原朋実のことだけを考え、闇夜に消えていった。

 死体が発見されたのは、午前六時。太極拳のことしか頭にない老人が第一発見者だった。死体には背中に「天国」と切りつけられてあった。

 柴田純はまだ原朋実のページに夢中だった。もう午前十時、うんざりだ。彼は瞬き一つせず、原朋実の未成熟な肉体に視線を這わせていた。
「‥‥うっ」
彼はようやく瞬きを始めた。

 賢明な読者なら、もうおわかりだろう。そう、彼は彼の脳内で原朋実を陵辱した。彼女に全人類が考えられうる限りの変態行為を要求した。「僕にうんちを下さい」とさえ言った。 最低、クズ、ド畜生。どの言葉も、彼には快楽の一種にしかなり得なかった。



 「シュトックハウゼン!」
| mujun | - | 01:44 | comments(3) | trackbacks(0) |
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