三隅研次『剣』を見る。三島由紀夫が原作です。こういう有名な作家の原作ものって、当時は「新作」として受容されていたのかなぁと思う。けっこう三島は映画にコミットしてたから、そういう自覚もあったのかもしれません。市川雷蔵が三島に見えたり。
時間という軸との距離が、問われているのでしょうか。現在を生きること、待つこと、早く到着してしまうこと。現在を生きることが「強く正しく」なることとイコールで結ばれるならば、などと考える。
冬コミに行ってみました。まぁ、何も買わずにレイヤーさんたちを眺めてただけでしたが。土産にとも思ったものの、同人誌も買わず。
それにしても性的な物があれだけ開放的に売買されてるってのには、なんだかユートピアめいたものを感じました。まぁ性的な物だけじゃないし、それが大多数を占めるわけじゃないんでしょうが。エロが並んでても清々しいんですよね。高校の文化祭みたい。ビッグサイトって空間のせいもあるんでしょうが。
でもまぁ、実際に列に並んでグッズを買ったり、コスプレして写真撮ってもらったり、同人誌描いたり編集したり買って読んだりしないと、コミケの1もわからないんでしょうね。でも楽しそうだったな。紙袋をいくつも手に会場を後にする人を見ながら、その充実感を想像してみたり。
多分この先、「彼女はレイヤー」ってのがステータスになるときが来ると思います。絶対に、絶対に。
君はどうしてコスプレをしないんだい?