久しぶりにCDを買いました。ラヴェルの「スペイン狂詩曲」のあるフレーズが、頭の中でぐるぐるしてたので。
クラシックなんか持ち出しただけで衒学的!とか言われそうですが、元々吹奏楽部員でしたから、これくらいは。
ラヴェルの音楽って、おしゃれなんですよね。カフェでも流せそうに。今でいうモンドグロッソとかFPMみたいなもんじゃないですかね、どっちもまともに聴いたことないけど。
「亡き王女のためのパヴァーヌ」が「北の国から」で使われてたので、倉本聰も洒落っ気あんだなと。まぁ倉本'sチョイスじゃないのかもしれませんが。でもあの曲は、聴きようによっちゃムード音楽にも聴こえなかない。
寿司屋の前ってシャリ臭い。
雑誌『ユリイカ』で「文化系女子カタログ」なる特集が!これ読まなあかんやろ。
とはいえ、高校まで「文化部系」の女子はモテやしませんね。例外は吹奏楽部くらいなもので。モテる女子は運動部かそこのマネージャー、もしくは帰宅部でハシャイデる娘。地味な運動部もモテませんけど。
男子も同じで、文化部はモテない。何故か気持いいくらいにモテない。吹奏楽部なんかじゃダメで、バンドくらいやんなきゃモテないんですよ。僕はまさにモテ街道から外れてました。とーほほ。
ルックスが良ければ、そんな垣根はヒトットビなんですが、残念ながらアリフレた僕のルックスじゃあ無理でした。とーほほ、とーはと。
中学のとき、担任の先生に「どうしたらモテるか」と聞いたことがあります。そのときの答えは「金」でした。今思えば、なんてシビアーな答エーを夢ミル中坊に突きつけるんだ!と言いたいところですが、モテる→金持ち→高給→一流企業→一流大学→進学高→勉強という見事な学歴社会への道標となっていたのだと。いやーほんと教師の鑑だよ!
まぁ当時はそこまでちゃんと考えちゃいなかったわけで、二流の高校に進学、軽く神経を病みつつ卒業、浪人、就職に無力な大学、学部、学科に入学、そこでメインストリームから背を向ける事を専攻。モテは遠い、トオスギル。
そんなどうしようもない男子の微かな希望として文化系女子が問題となるのです。価値観が似てるハズ!手に負えないほどアグレッシヴじゃないハズ!自分の趣味に付き合ってくれるハズ!とかいうしょーもない、がゆえにセツジツな幻想の投影対象としての文化系女子。「世界はそれを愛と呼ぶ」のかしりませんが、モテ外れた男子の熱い視線と熱視線に文化系女子はさらされているんですよ。
まぁそこにはあらかじめ破綻した男尊女卑の思考があったりするんですが。
長く書きすぎたからここまで!